Honne.log

運営者について

Honne.log 運営・開発 シヲン

はじめまして、Honne.logを一人で運営しているシヲンと申します。学生という立場で、初めての個人事業としてこのサービスを立ち上げました。

きっかけは、大学受験が終わり、ようやく時間に余裕ができた頃までさかのぼります。それまで目の前の勉強に追われていた反動もあってか、ふと「これから先、自分は本当は何がしたいんだろう」と考える時間が増えていきました。その問いを突き詰めていくと、いつの間にか「そもそも自分とは何なのか」という、もっと大きな問いに変わっていました。

考えてみれば、バイト先での自分、学校での自分、家族や友人といるときの自分は、どれも少しずつ違います。場所だけでなく、話す相手によっても、自然と見せ方を変えている自分がいました。それぞれは決して嘘ではないはずなのに、いざ「本当の自分」と聞かれると、どれを指せばいいのか分からなくなる。そんな感覚でした。

親しい友人にこの話をしたこともあります。ただ、話してみて分かったのは、明確な答えなどなく、その時々の自分と一つひとつ、時間をかけて向き合っていくしかないということでした。それなら、向き合うための手がかりを自分の手で作ってみよう——そう考えて取り組み始めたのが、自分が本当に使いたいと思える日記アプリの開発でした。それが今のHonne.logです。

Honne.logの分析が、出来事の表面だけでなく「その背景にある経緯」まで踏み込むことにこだわっているのは、この経験があるからです。ある行動や感情には、その時々の状況や文脈が必ず絡んでいます。そこまで推測し考慮して初めて、表面的な理解を超えた、深い自己理解につながると見込んで、今の設計にしました。

実際に自分で日々の記録をつけてみると、面白い発見がありました。記憶は都合よく編集されてしまいますが、記録はその時の心情をそのまま残してくれます。読み返すたびに「あの時、自分はこんな風に感じていたのか」「こんな一面もあったんだ」と気づかされることが何度もありました。環境によって少しずつ違って見える自分も、結局はすべて、一人の自分を形づくっている一部なのだと、記録を通して実感するようになりました。

このサービスを、誰のためのものかとあえて絞るつもりはありません。就活で悩んでいる人も、人間関係に疲れている人も、将来への漠然とした不安を抱えている人も——理由や状況は違っても、自分と向き合う手がかりを探しているという点では同じだと思っています。私自身がそうであったように、Honne.logが、そのための一つの選択肢になれば、これ以上嬉しいことはありません。