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誰にも見せられない本音を、安全に書くために

本音を書くという行為には、少なからず勇気が要ります。誰かに見られるかもしれない、後から読み返した自分が傷つくかもしれない、という不安があると、どうしても当たり障りのない言葉を選んでしまいがちです。

本音を安心して書くためには、「書く場所そのものが安全である」という前提が欠かせません。SNSは基本的に誰かに読まれることが前提の場所ですし、紙の日記帳も家族や同居人に見られるリスクをゼロにはできません。デジタルな記録であっても、どこに・どう保存されているかが分からないと、無意識のうちに本音を抑えてしまいます。

日記の内容がどう扱われるかを、書く前に把握しておくことは大切です。例えばHonne.logでは、日記の本文は暗号化して保存し、AIに送信されるのは「分析を依頼した時」だけという設計にしています。ゲストモードであれば、そもそも内容がサーバーに送信されることもありません。こうした仕組みを理解した上で書くと、余計な気遣いをせずに済みます。

もう一つ大切なのが、個人が特定できる情報の扱いです。本音を書くこと自体は望ましいことですが、氏名・住所・電話番号といった個人情報まで書き残す必要は基本的にありません。感情や考えを書くことと、身元が分かる情報を書くことは分けて考えるとよいでしょう。

本音を書けるという安心感は、一度失われると取り戻すのが難しいものです。だからこそ、書く場所を選ぶ段階で「ここは安全か」を確認しておくことが、本音の記録を続けていく上での土台になります。

参考までに、Honne.logではこの点を次のように設計しています。日記の本文はデータベースに保存する時点で暗号化しているため、運営側が管理画面から中身を平文で眺めることはできません。アカウントを作らないゲストモードであれば、そもそも本文がサーバーに送信されること自体がありません。

個人特定情報については、電話番号・メールアドレス・郵便番号の形式が本文に含まれていた場合に検知する仕組みを入れています。ただし、検知しても保存をブロックはしません。日記は自由に書ける場であるべきで、書いている途中に機械に止められる体験は、本音を書く妨げになると考えたからです。繰り返し書かれた場合にだけ、注意を促す設計にしています。