Honne.log
コラム
ガイド

書くことでストレスが軽くなる、ジャーナリングの心理的効果

日記や記録を書く習慣は「ジャーナリング」と呼ばれ、心理学の分野でも研究されてきたテーマです。頭の中でもやもやと渦巻いていた考えを、文字として外に出す行為そのものに、気持ちを整理する効果があると言われています。

これにはいくつかの理由が挙げられています。一つは、頭の中だけで考えていると、同じ悩みが何度も繰り返しループしてしまいがちなことです。書き出すという作業を挟むと、考えは一度そこで区切りがつき、頭の中の「作業スペース」に余裕が生まれます。悩み事で頭がいっぱいのときほど、他の作業に集中しづらくなるのはこのためだとも考えられています。

もう一つは、感情と少し距離を置けることです。渦中にいるときは感情そのものに飲み込まれがちですが、文字にする過程では「何が起きて、自分はどう感じたか」を一度整理する必要があります。この整理のプロセス自体が、感情を客観視するきっかけになります。

心理学の研究分野では「エクスプレッシブライティング」と呼ばれる、感情を伴う体験を一定時間書き出す手法が知られており、ストレスの軽減や気分の改善につながる可能性が指摘されてきました。専門的なカウンセリングとは違いますが、日々の日記も、同じような「書き出して整理する」効果を日常の中で得られる手軽な手段だと言えます。

ただし、書くことがすべての人にとって万能というわけではありません。つらい出来事を書き出すことで、かえって気分が沈んでしまう場合もあります。無理に書こうとせず、書きたいと思ったときに、書ける範囲で続けることが大切です。Honne.logでは深夜0時をまたいでも前日扱いで書けるようにするなど、「書きたいタイミングで書ける」ことを重視した設計にしています。